食のミニマル化で、心も体もすっきり!

「ミニマリスト」って、聞いたことがありますか? 簡単にいえば、持ち物をできるだけ減らし、必要最小限のもので暮らす人をさします。自分にとって本当に必要なものだけを持つことで、かえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産、大量消費の時代に生まれた新しい暮らしのスタイルのひとつです。

食のミニマル化

「ミニマリスト」って、聞いたことがありますか? 簡単にいえば、持ち物をできるだけ減らし、必要最小限のもので暮らす人をさします。自分にとって本当に必要なものだけを持つことで、かえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産、大量消費の時代に生まれた新しい暮らしのスタイルのひとつです。

この暮らし方を、とくに食生活についてクローズアップした暮らしのスタイルを「食のミニマル化」といい、そんな食生活を送る人を「食のミニマリスト」と呼びます。

スーパーやデパートに行くと、数えきれないほどの調味料や加工品が売られていたり、珍しい外国の食べ物がたくさん売られていたりします。見るとつい買ってしまっても、使いきれなかったり、そもそもおいしく食べられなかったりして結局捨ててしまった…、なんて経験誰でもあることでしょう。 食べずに捨てる、はそもそもかなりムダ。おまけに、捨てるまでの間、使えないものをキッチンや冷蔵庫で目にするのもストレスではないでしょうか? ならば、いっそ最初からそんなものは買わない。これが食のミニマリストです。

自分にとって本当に必要な物、食べきれる量、使いこなせる物や量だけを手に入れる。たとえば、調味料なら、しょうゆ、砂糖、みそ、塩、油、酒、みりんといったところでしょうか。自分が常備しているものを把握していれば、食べ残しはなく、ムダもないハズです。冷蔵庫の中で食品を化石化させることもなく、いつもすっきりしているから掃除もラク。探し物に時間をとられることもありませんね。


市販品を大活用して料理をミニマム化

食のミニマリストが実践しているのは、食品についてだけではありません。食事の準備をする料理の過程についてもまた、必要のないことはそぎ落としていきます。たとえば、小さな子どもを抱えてフルタイムで働くお母さんが、毎日完ぺきに手作りにこだわった食事を用意するのはそれはそれは大変です。「ちゃんと作らなくっちゃ!」というプレッシャーやストレスからイライラが募り、子どもにあたったり、不機嫌になったり。

これでは、家族も自分自身も不幸だと思うのです。ならば、市販品や加工品でカバーできることはバッサリやめて、時間にゆとりをもった方がいい。そうすれば、きっと家族も自分もハッピーになれると思うのです。

面倒な揚げ物はお総菜コーナーで買うか、冷凍食品を利用すればいい。野菜を洗って切る時間がなければ、カット野菜を利用すればいい。そうやって、料理をミニマム化することは手抜きではありません。自分の中で優先順位が低いものはやめて、空いた時間を自分や家族のために使う。

それはとても有意義なことだと思うのです。


道具と器の少数精鋭化でキッチンをミニマム化

食のミニマム化でもうひとつ忘れてはいけないのが、器や道具について。これも食品と同じで、どの家にも、1年に1回も使わない器や、買ってから1回しか使っていない道具があると思うんです。たとえば、ふた付きの茶碗蒸し用の器や、とんがり帽子のようなふたが特徴的なタジン鍋などなど。別になくてもいいのに、何となく買ってしまい、気づいたらほとんど使っていない。ほかの器や道具で事足りている…。なんてこと、考えたらキリがないかもしれません。

こういった、「なくてもいい物たち」も、食のミニマリストたちは持ちません。器も本当に必要な物を家族の分と、お客様用の分が少しあればいい。物が少なければ、片づけも掃除もラク。どれを使おうか迷う時間も、探す時間もいらないので料理も、盛りつけもスムーズです。物を持たない、減らすことによって、きっとキッチンにはすがすがしい風が吹くことでしょう。

もちろん、誰にでも食のミニマム化をすすめるわけではありません。物や食品にあふれたキッチンや冷蔵庫の方が落ち着くし、大好き、という方はそういう暮らしを続けるのがよいでしょう。

あくまで、心地よい暮らしのスタイルのひとつとして、最近取り入れている人が増えているということです。大切なのは、自分や家族がハッピーであることなのですから。

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