消化されやすく、脂肪になりにくい「MCTオイル」で太りにくい体になる!

最近スーパーなどで見かけるようになった、「MCTオイル」。普通オイルというと、ごま油や菜種油など、原料名が冠されることが多いのですが、MCTって何でしょう?MCTとは原料名ではなく脂肪の組成であり、この中鎖脂肪酸100%のオイルがMCTオイルです。一般的なオイルに比べて約4倍もの速さで分解され、スピーディーにエネルギーになるため、体脂肪としても蓄積されにくいのが特徴です。

最近スーパーなどで見かけるようになった、「MCTオイル」。普通オイルというと、ごま油や菜種油など、原料名が冠されることが多いのですが、MCTって何でしょう?MCTのM=medium、C=、chain、T=triglycerideのことで、中鎖脂肪酸という意味です。MCTとは原料名ではなく脂肪の組成であり、この中鎖脂肪酸100%のオイルが、MCTオイルなのです。

とはいえ、中鎖脂肪酸というのもやはり聞きなれないですよね。ここで、中鎖脂肪酸について簡単に説明しましょう。中鎖脂肪酸は、一般によく使われるオリーブ油や菜種油に多く含まれる長鎖脂肪酸に比べて、分子構造が短く、消化吸収の経路がコンパクト。つまり、効率よく分解されて、体内で吸収されやすいのが特徴です。

一般的なオイルに比べて約4倍もの速さで分解され、スピーディーにエネルギーになるため、体脂肪としても蓄積されにくいといった理由から、最近にわかに注目を集めているようです。ちなみに、MCTオイルの原料は、ココナッツやパームヤシ。これらを精製してつくられるオイルのため、一般的なココナッツオイルのように甘い香りはしません。無味無臭で、料理の味を邪魔をすることはまったくありません。

ところで、通常は、脳のエネルギー源として利用されるのは「ぶどう糖」ですが、ぶどう糖が枯渇すると、ぶどう糖にかわるエネルギー源として、肝臓で「ケトン体」が作られます。ケトン体とは、脂質が分解されてつくられる物質で、脳に栄養を届けるなどエネルギー源として働きます。そして、この「ケトン体」を効率的に生成するのが中鎖脂肪酸、つまりMCTオイルなのです。MCTオイルは、一般的なオイルに比べておよそ10倍ものケトン体をつくり出す、との研究結果があるほどその生成能力は非常に高いのです。

これが、MCTオイルが注目されているもうひとつの理由です。仮に、ついとり過ぎてしまいがちな糖質を控えて、そのかわりにMCTオイルをとれば、ダイエット中のエネルギー補給になり空腹を満たすことができるというわけですね。くり返しますが、MCTオイルは消化、吸収、分解が他のオイルよりも速いため、エネルギーを効率よくとれ、脂肪として蓄積しにくく、ダイエット中のエネルギー源に大変向いているといえます。

ダイエットというとオイルは控える傾向にありますが、よいオイルは体を潤し、潤滑油としての働きをもつ重要な栄養素。MCTオイルを上手に取り入れて、この春は無理なく体を絞りたいものですね!

そうはいっても、オイルであることにはかわりはありませんのでとり過ぎは禁物。MCTオイル大さじ1杯で約135kcalあるので、食事のたびに小さじ1杯くらいとるのがよいでしょう。それまで使っていたオイルのかわりにMCTオイルを使うくらいがちょうどよいです。ただし、MCTオイルは加熱すると煙が出やすいため、加熱料理はNG。サラダやスープにたらす、ドリンクに入れるなどしてぜひ生で食べてください。


MCTオイルを毎日の食卓に取り入れよう!

ビーツのスープ

●材料(2~3人分)
ビーツ…1個(150~200g)
豆乳(または、牛乳)…1カップ
MCTオイル…適量
塩・こしょう…各適量

●作り方
1.ビーツは細かく刻んで鍋に入れ、ひたひたの水を入れて柔らかくなるまで30~40分煮る。途中でお湯が少なくなったら足す。
2.1の粗熱を取り、ミキサーなどで攪拌しなめらかにする。豆乳で溶きのばし、塩とこしょうで味を調える。
3.器に盛り、MCTオイルをたらす。


バターコーヒー

●材料と作り方
コーヒーにMCTオイルを入れて、よく撹拌する。


マヨネーズ

●材料(作りやすい分量)
MCTオイル…150ml
卵…1個
マスタード…小さじ1~2
砂糖…小さじ1
酢…大さじ2
塩…小さじ1/2弱
こしょう…適量

●作り方
ボウルに材料を全て入れ、フードプロセッサーや泡だて器でとろりとするまで撹拌する。

※食べきれなかった分は、清潔な保存ビンに入れて冷蔵庫で1週間くらい日持ちします。

 


おすすめMCTオイルはこれ!

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