春は、カカオでお肌ケア
カカオ(ココア)は、チョコレートの原料として知られてきましたが、最近はカカオに特有の成分が体にいいということで、注目を集めています。学名は、「テオブロマ カカオ」と呼ばれ 、メキシコの神話に由来し、「神様の食べ物」という意味なのだとか。
カカオ(ココア)は、チョコレートの原料として知られてきましたが、最近はカカオに特有の成分が体にいいということで、注目を集めています。学名は、「テオブロマ カカオ」。テオブロマとは、メキシコの神話に由来し、「神様の食べ物」という意味なのだとか。かつてカカオは、身分の高い人しか食べられなかった貴重な食べ物だったというわけです。
ポリフェノールの一種で「テオブロミン」という成分が緊張を和らげたりや、ストレスやイライラが気になる人におすすめです。テオブロミンには、カフェインに似た覚醒作用もあると言われており、仕事や勉強の合間にとると集中力をアップさせるといった期待もできるかもしれません。
加えて、チェックしたいのが食物繊維。カカオ1杯で、トマトジュース2~3杯もの食物繊維がとれるといわれています。毎日とるとお腹の調子を整えるのに一役買ってくれそうです。
カカオのとり入れ方は、砂糖や添加物を含まないピュアカカオを買ってくるのがお手軽です。牛乳や豆乳で溶いて飲んだり、お菓子作りに使うのが一般的ですが、カレーやトマトソースのかくし味に使ってもおいしいですよ。
スーパーフードとして話題になったのが、カカオニブ。カカオ豆から、外側の皮と胚乳を取り除いて砕いたもので、ビターチョコレートのような苦みと香りがあり、ポリポリとスナック感覚でそのまま食べられ、よくかむと満腹感も得られます。有効成分はカカオと同じですので、好みによってどちらを食べてもよいでしょう。
カカオを料理にも使ってみよう!
マシュマロカカオ
●材料(1杯分)
ピュアカカオ…大さじ1
牛乳…120ml
マシュマロ…適量
砂糖…小さじ1~2
お湯…大さじ1
●作り方
カップにカカオ、砂糖、お湯を入れて滑らかになるまでよく混ぜる。
マシュマロを入れ、温めた牛乳を注ぎ入れる。
カカオ入り焼きそば
●材料(2人分)
焼きそばの麺…2人分
豚こま切れ肉…100g
パプリカ…1/2個
にんじん…1/3本
玉ねぎ…1/4個
ピュアカカオ…小さじ2
カレー粉…小さじ1~2
●作り方
1.パプリカ、にんじんは細切りにし、玉ねぎは薄切りにする。
2.フライパンに植物油を熱し、豚肉、野菜を炒める。
3.焼きそばの麺、水大さじ2を入れて炒め合わせ、添えつけのソース、カレー粉、カカオをふり入れて味つけする。
カカオ入りチリコンカン
●材料(4~5人分)
キドニービーンズ(水煮缶)…400g
合いびき肉…300g
玉ねぎ…1個
パプリカ…1個
にんにく…1片
トマト(水煮缶)…1缶(400g)
A(ケチャップ大さじ6、しょうゆ・ソース・酒…各大さじ2、コンソメスープの素・チリパウダー各小さじ2、こしょう適量)
とうもろこし(水煮)…1/2カップ
ピュアカカオ…大さじ2
パクチー…適量
●作り方
1.玉ねぎ、パプリカ、にんにくは粗みじん切りにする。
2.鍋にひき肉を入れて炒め、脂が出てきたら1を加えてさらに炒める。
3.水気をきったキドニービーンズ、トマト、Aを加えて20分くらい煮る。
途中で水分が足りなくなってきたら、適宜水を入れる。
4.とうもろこし、カカオを入れて5~6分煮たら火を止める。器に盛り、パクチーを飾る。
オーガニックカカオを、ネットで手軽に手に入れよう!
アルカリ処理を行っていないから、カカオ本来の自然な香りと風味が味わえます。
有機JAS、EU、USDAの認証を取得している、100%オーガニックのカカオニブ。
独特の苦みが爽快で、おいしい。
有機認定されたペルーの農園で有機栽培されたカカオを、100%使用しているカカオパウダー。