今年の冬は、赤身肉で冷えに負けない体に!
ダイエットの為に牛や羊の赤身肉は、むしろ積極的に食べてほしいものです。理由は、肉の中でもとりわけ赤身肉は、体脂肪の燃焼を強力にサポートする、L-カルニチンという成分が豊富に含まれているからです。代謝を上げる効果が高いL-カルニチンの多さは何といっても牛や羊といった赤身肉の方が優秀なんですよ!
ダイエットのために肉を控えている、なんて声をたまに聞きます。
でも、本当に肉を控える方がよいのでしょうか?
脂肪たっぷりのバラ肉やロース肉は考えものですが、牛や羊の赤身肉は、むしろ積極的に食べてほしいものです。理由は、肉の中でもとりわけ赤身肉は、代謝を上げる効果が高いから。その秘密は、体脂肪の燃焼を強力にサポートする、L-カルニチンという成分が豊富に含まれているからです。
L-カルニチンは、赤い色が濃い肉ほど多く含まれ、羊›牛›豚›鶏の順に多く含まれています。脂肪の少なさでいえば、鶏のささみや胸肉なども魅力的ですが、L-カルニチンの多さは何といっても牛や羊といった赤身肉の方が優秀なんですよ!
ところで、冬こそ赤身肉を食べて欲しいメリットがあります。それは、赤身肉が体を芯から温めてくれるから。肉は、野菜や豆にくらべて、消化にたくさんエネルギーを必要とします。つまり、その分代謝が上がるというワケ。肉を食べると何となく体が温まるのは、エネルギーをたくさん使って体が一生懸命燃焼しているからなのですね。
そうはいっても、赤身肉ばかり食べていればよいというわけではありません。肉の消化を助ける、生野菜のサラダや大根おろしもぜひ一緒に食べてくださいね。
赤身肉の体温め効果でもう一つ注目したいのが、豊富な鉄分。赤身肉には、体中に酸素を運び、体を温めるのに必須な鉄分が豊富に含まれています。鉄分の中でも、最も吸収されやすいといわれるヘム鉄は、赤身肉に多く含まれています。
さらに、血液の成分のひとつヘモグロビンは、鉄とたんぱく質でできており、全身に酸素を運ぶのに欠かせない成分のひとつ。最近は女性のみならず、男性も冷えに悩む人が増えているとか。「冷えは万病のもと」といわれるくらい、百害あって一利なし。
この冬は、赤身肉で体を芯から温めましょう!
赤身肉を使ったあったかレシピ
たとえば冬なら、コトコト煮込んだ鍋物やスープにするとさらなる効果が期待できそうですね。
赤身肉のシンプルスープ
●材料(3~4人分)
赤身肉(牛か羊)…200g
じゃがいも…1個
にんじん…1本
玉ねぎ…1/2個
セロリ…1本
固形スープの素…1個
ローリエ(あれば)…1枚
A(ガーリックパウダー・クミンパウダー‹あれば›各小さじ1/4 塩・粗びきこしょう各少々)
●作り方
1.赤身肉は、ひと口大に切る。Aをまぶして、冷蔵庫で半日置く。
2.じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、セロリは小さめのひと口大に切る。
3.鍋にオリーブオイルを熱して、1を炒め水5カップを注ぐ。煮立ったらアクをすくい、30~40分煮る。
4.固形スープの素、ローリエ、2を入れ、野菜がやわらかくなるまで15~20分煮る
赤身肉のサテ
●材料(3~4人分)
赤身肉(牛か羊)…500g
A(スイートチリ大さじ3 しょうゆ大さじ2 おろしにんにく・レモン汁各大さじ1 玉ねぎのすりおろし1/2個分 塩・粗びきこしょう各少々)
生野菜…適量
●作り方
1.赤身肉は小さめのひと口に切り、よく混ぜたAに冷蔵庫で半日漬ける。
2.串に刺して、フライパンに熱したオリーブ油でこんがり焼く。
3.器に盛り、生野菜を添える。
ローストラムチョップ
●材料(3~4人分)
ラムチョップ…6~8本
A(ローズマリー‹粗く刻む›1本 オリーブオイル大さじ1 塩・こしょう・ガーリックパウダー各少々)
ローズマリー…2枝
オリーブオイル…適量
にんにく…4~5片
●作り方
1.ラムチョップにAをまぶし、冷蔵庫で半日置く。
2.フライパンにローズマリーとオリーブオイルを入れて、弱火で加熱する。香りが立ったら、ローズマリーは出す。ラムチョップと皮つきのにんにくを入れて、好みの焼き加減に焼く。
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