腸内環境を整え、脂肪を燃やす「ギー」をバターがわりに!
黄金色の輝くばかりに美しいオイル、「ギー」。無塩バターから水分などの不純物を取り除いた純粋な油分で、さまざまな働きをもち、体によいオイルとされています。
黄金色の輝くばかりに美しいオイル、「ギー」。無塩バターから水分などの不純物を取り除いた純粋な油分で、免疫力を高める成分や、脂肪の燃焼を促進する成分のほかに、細胞の老化を防ぐビタミン類などさまざまな働きをもち、体によいオイルとされています。
ギーの成分のひとつ「ブチル酸(酪酸)」は、腸内環境を整えてくれるといわれています。腸の働きを促す作用がある「オレイン酸」も含み、デトックスをすすめる作用も期待できます。腸は体内に侵入したウイルスを撃退する「免疫機能」を担うため、いつも元気にしていたいものですね。また、腸の働きが低下すると、肌荒れや肥満など、さまざまな不調の原因になる恐れがあるといわれていますから、ギーをデイリーフードに取り入れる価値は大きそうです。
ギーを使った毎日のおかず
ギーは、塩分を含まないバターといった風味なのでとても使いやすく、ふだんの料理にも大変使いやすいといえます。とはいえ、デイリーフーズとして日常的に取り入れるには、手軽なのがいちばん。おすすめは、コーヒーに混ぜるだけのギーコーヒーです。スプーンで混ぜるだけでOKですが、ミルクフローサーを使えばさらにおいしくいただけます。
さつまいものクリーミースープ
●材料(作りやすい分量)
さつまいも…300g
ギー…大さじ2
塩…少々
クルトン…適量
●作り方
1.さつまいもは2cm角に切り水にさらして水気をきり、鍋に入れる。水2カップを入れて火にかけ、さつまいもがやわらかくなるまでゆでる。
2.1をミキサーやフードプロセッサーで滑らかにし、ギーと塩を加えて混ぜ器に盛る。
あればクルトンをのせる。
ギーコーヒー
●材料と作り方
コーヒー1杯にギーを大さじ1くらい入れてよく混ぜる。好みで砂糖やはちみつを入れても。
焼きバナナ
●材料(作りやすい分量)
バナナ…1本
ギー…大さじ1
スパイス(あれば)(シナモン、カルダモン、クミン、ピンクペッパーなど)…適量
はちみつ…適量
●作り方
1.バナナは輪切りにし、フライパンに熱したギーでこんがり焼く。
2.器に盛り、好みでスパイスやはちみつをふる。
おすすめギーはこれ!
成長ホルモンや抗生物質を一切使用しない、ストレスフリーの牛から絞ったミルク由来のギー。
グラスフェッドとは、牧草を食べて育ったという意味です。
オランダ産のギーに、有機JAS取得済みのココナッツオイルをブレンドしたココナッツ ギーオイル。
香りのよさは格別です。