捨てるなんてもったいない!米ぬかパワーできれいで元気に
知っているようで、実はあまりよく知らないという人も多い「米ぬか」。米ぬかは簡単にいえば、玄米を精製して白米にした後に残るものです。量にすると、玄米のおよそ10%ほど。日本人が少なくとも1日1食白米を食べるだけでも、相当の米ぬかが日々生み出されているのが想像できます。ですが、米ぬかを食べているという人はあまりいないことでしょう。なぜなら、米ぬかの大半はせいぜい、食用油や肥料の原料、ぬか床に使われているくらいなのですから。米ぬかは玄米の一部ですから、もちろん食べられます。食べられるなんてものではなく、白米以上の栄養があるといっても過言ではありません。では、いったい米ぬかにはどんな栄養があるのでしょうか?
知っているようで、実はあまりよく知らないという人も多い「米ぬか」。ぬか漬けを作るときの、ぬか床の素、といえば知っている人も多いことでしょう。
米ぬかは、簡単にいえば、玄米を精製して白米にした後に残るものです。量にすると、玄米のおよそ10%ほど。日本人が少なくとも1日1食白米を食べるだけでも、相当の米ぬかが日々生み出されているのが想像できます。
ですが、米ぬかを食べているという人はあまりいないことでしょう。なぜなら、米ぬかの大半はせいぜい、食用油や肥料の原料、ぬか床に使われているくらいなのですから。米ぬかは玄米の一部ですから、もちろん食べられます。
食べられるなんてものではなく、白米以上の栄養があるといっても過言ではありません。では、いったい米ぬかにはどんな栄養があるのでしょうか?
疲労回復に必須のビタミンB1がたっぷり!
まずは、食品の中でもトップクラスを誇るビタミンB1。糖質をエネルギーにかえる働きをもち、不足すると疲れやすくなるため疲労回復のビタミンと呼ばれています。ビタミンB1は体内にたくわえておくことができないため、毎日少しずつとる必要があります。
ファイバーリッチで便秘知らず
次に注目したいのが、食物繊維。玄米の外側ですから、食物繊維が豊富なのはいうまでもありませんね。また、米ぬかの食物繊維には、血液や肝臓の脂質を低下させたりする働きがあるIP6(イノシトール‐6‐リン酸)と、ポリフェノールの一種フェルラ酸も含まれています。フェルラ酸には抗酸化作用や紫外線吸収作用があり、化粧品にも使われているほど。
脂質&糖質も含むから腹持ちも◎
さらに脂質や糖質も含有。米油の原料に使われていることからもわかるように、脂質を多く含んでいます。脂質には、動脈硬化の原因にもなるといわれているコレステロールを下げる働きをもつ、植物ステロールという成分が含まれているのが特徴です。糖質も含んでいて、食べるとほのかに甘みを感じます。料理に使えば、砂糖なしで優しい甘みを出せるほど。脂質と糖質を含んでいるので、ヨーグルトやみそ汁にかければ腹持ちがよく、朝食代わりにもなりますね。
手軽に米ぬかを食べましょう!
米ぬかは、食べる前に必ず炒ってください。炒り方は簡単で、フライパンに米ぬかを入れ、弱火で木べらなどでかき混ぜながら7~8分加熱。水分が抜けてサラサラになり、香ばしい香りがしてきたら完成です。食べるたびに炒るのは面倒なのでまとめて炒ったら保存容器に入れて冷蔵庫で保管を。毎日大さじ1~2杯くらい食べるのがおすすめです。
ヨーグルトに!
ヨーグルトに炒った米ぬかを大さじ1ほどかけ、お好みではちみつやジャムをプラス。
みそ汁に!
みそ汁やスープに、炒った米ぬかを大さじ1ほどかけてそのままいただきます。
具だくさんなら、それだけで朝ごはんにも。
米ぬかスコーン
■材料(5~6個分)
米ぬか…80g
小麦粉…100g
ベーキングパウダー…小さじ1
卵…1個
牛乳…1/2カップ
砂糖…大さじ1~3
塩…少々
■作り方
1.材料をすべてよく混ぜたら、5~6等分して形を整える。
2.200℃に熱したオーブンで15~20分焼く。
※砂糖の量はお好みで調整してください。まったく入れなくても米ぬかのほのかな甘みでおいしくいただけます。
からだによくておいしい米ぬかですが、体内のミネラル分とくっついて排出させる成分も含まれます。そのため食べすぎは禁物。1日あたり、大さじ1~2を目安に食べるとよいでしょう。
米ぬかは、農薬や化学肥料の心配がないものをチョイス!
無農薬玄米と有機栽培米玄米を精米したときにできる米ぬかを利用。
食用として特別に分けた米ぬかを、注文が入ってから丁寧に丁寧に手で乾煎りした極上の米ぬか。