おいしいだけじゃない! はちみつには、体にいことがいっぱい!

「はちみつ」と聞けば、きっとみなさんは「お花に由来する甘いもので、砂糖や水あめみたいなものでしょ!」と考えるかもしれません。確かにはちみつは、とろりと甘い甘味料といえますが、砂糖にはないたくさんの成分が含まれています。今回は、甘いはちみつの甘いだけじゃないお話をさせていただきます。

はちみつのイメージ

さて今回は、甘いはちみつの甘いだけじゃないお話をさせていただきます。

「はちみつ」と聞けば、きっとみなさんは「お花に由来する甘いもので、砂糖や水あめみたいなものでしょ!」と考えるかもしれません。確かにはちみつは、とろりと甘い甘味料といえますが、砂糖にはないたくさんの成分が含まれています。

たとえば、ビフィズス菌の発生を促進し、腸内環境を整えるグルコン酸、造血作用があり貧血の予防や回復を助ける鉄や銅、肌の調子を整えるビタミンB群などなど、書ききれないほどの有用成分が含まれています。

また、はちみつは砂糖とは異なり、主成分であるぶどう糖と果糖が、これ以上分解できない単糖類であるため、人間の体内に入ると、すぐに吸収されてエネルギーになります。

そのため、脳の活動やスポーツをするときに即効性のあるエネルギーであるといわれています。


瓶に詰めたはちみつのイメージ

有効成分をとるには加熱しないで食べましょう

こうしたはちみつのパワーを余すことなく得るには、なるべく加熱しないで食べるのがおすすめです。

はちみつの成分の中には、一般に45℃くらいを超えるとその働きが悪くなるものがあるからです(温度については、研究者によって見解の違いがあります)。

ですから、料理に使う場合は、グツグツ煮込んだりせずに、仕上げにさっと回しかけるなど、あまり加熱しないでとるように工夫することが大切ですね。


採蜜のイメージ

百花みつと単花みつ

はちみつとひと口にいっても、専門店へ行くと、れんげ、アカシア、クローバー、みかん、菩提樹などなど、さまざまな花を蜜源とするはちみつが売られています。このほかに、蜜源を特定しない百花みつというものがあります。

百花みつは、その名のとおり、その季節にその場所で咲いていたいろいろな花の蜜が入っています。先に書いた、蜜源を特定した単花蜜は、蜜源の花が咲き乱れる花畑に巣箱を置いて採蜜したものです。

こうした単花蜜は、蜜源によって、味も見た目も、香りもドラマチックに異なります。

たとえば、さらりとしてクセがないアカシア、黒蜜のような濃い色でコクがあるそば、さわやかな柑橘類の風味が心地よいレモンなど、それぞれ豊かな個性があります。

こうした、蜜源によって異なる風味を味わう、さらにははちみつの個性を生かして料理や飲み物に使うのもまたはちみつの楽しみ方の一つといえるかもしれませんね。


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はちみつレシピ

簡単にできる、はちみつレシピを2点ご紹介します。

はちみつレシピ

スティック野菜ハニーソルト添え

■材料(作りやすい分量)&作り方

きゅうり、にんじん、セロリなど好みの野菜をスティック状に切り、粒状の塩を加えたはちみつを添える。
※はちみつの甘さに、ほどよい塩気が加わって絶妙な味わいです。甘さとしょっぱさのいいとこどりのおいしさ。

はちみつのイメージ

ナッツのはちみつ漬け

■材料(作りやすい分量)&作り方

清潔なビンにナッツを入れて、ナッツがかぶるくらいはちみつを注ぐ。そのまま数日置く。
※すぐに食べられますが、数日置いた方が味がなじんでおいしい。

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