毎日の料理をさらにおいしく!うまみ調味料「塩麴」の魅力
空前のブームを引き起こし、今や定番の地位を得た万能うまみ調味料“塩麴”。今回は、いまさら聞けない塩麴の魅力やつくり方、使い方について詳しくご紹介していきます。「気になっていたけど塩麴をまだ試したことがない」「久しぶりに塩麴をつくってみようかな」と思っている方、ぜひ参考にしてください!
そもそも塩麴ってなに?
そもそも塩麴とは、米麹に塩と水を加えて熟成させたもののこと。米のでん粉やたん白質などが酵素によって分解されることで”うまみ”がうまれる、まろやかな甘みと塩みが特徴の調味料です。
塩麴をそのまま調味料として料理に使用することで深い味わいを実現したり、塩麹に食材をつけこんで食材のうまみを増すことができるといわれています。
麹菌は美肌づくりに欠かせないビタミンB1、B2、B6などのビタミン類を生成してくれることがしられています。
また、食材を塩麹に漬け込むことによって、酵素の力で消化がサポートされて腸内が整い、栄養が吸収されやすくなることも期待できます。
普段の食事を意識してからだをキレイに保ち、美肌をつくりたい方に塩麹はおすすめです。
自宅で簡単!塩麴の作り方
それでは早速、塩麴の作り方をご紹介します!
塩麹の作り方
■材料
・米麹 200g
・食塩 60g
・水 適量
■作り方
1.米麹と食塩をまんべんなく混ぜる
2.タッパーなどの容器にいれ、米麹がちょうど隠れる程度に水をいれて混ぜる
(おかゆのように、ひたひたの状態にしてください)
3.米麹が水を吸って水位が下がったときは水を足す
1日1回かきまぜ、約10日常温で発酵させましょう。夏場などの暑い時期には5日程度で発酵することがある一方、寒い時期には発酵に14日前後かかることもあります。
全体的にべっ甲色になり、麹がやわらかくなって甘い香りがするようになったら完成です。
冷蔵庫で保管し、3か月を目安に使いきるようにしましょう。
おすすめの米麹はこちら
塩麴の味の決め手は、なんといっても米麹!「白雪印 乾燥米こうじ」は、国産の米を使用し、原料の処理から仕込み、パッキングを一貫して自社工場で行うことで品質の向上と安全性を追求しているブランドです。200gの個包装で販売されているため、使い切れる量の米麹をその都度つくりやすい点も魅力の1つです。
無限のアレンジ!塩麴のレシピ
塩麴には、そのまま塩の代わりに調味料として使う方法と、肉や魚、野菜などの食材をつけ置きして使う方法があります。
塩麴を、塩の代わりに使う場合には2倍量が目安になります。塩小さじ1が必要な場合には、小さじ2の塩麴を加えて味を調整してください。
また、炊飯のときに米3合に対して小さじ2の米麹を加えると、米をふっくらと炊き上げることができておすすめです。
食材をつける場合には、食材の重量の7~10%の塩麴を使用してください。肉と魚介類の場合は、半日から一晩寝かせることで身がやわらかくなり、うまみを増すことができます。
野菜を漬物にする場合にも半日から1日はつけ置くようにしてください。浅漬けにする場合には、野菜をスライスして塩麴と揉みこむようにして和えればすぐにおいしく食べることができます。
そのほかオムレツやスープへ混ぜたり、塩麴にレモンやゆず、昆布を混ぜて味にバリエーションをつけるアレンジもおすすめです。
簡単につくることができ、料理に深いうまみを足してくれる便利な調味料“塩麴”。無限に広がる応用レシピに、ぜひチャレンジしてみてくださいね。