アボカドオイルってどんなオイル?
ねっとりクリーミーな食感でファイバーリッチ、美容にもよいといわれるアボカド。毎日食べても食べ飽きないほどおいしくて、今や女性に大人気の果実ですね。このアボカドの果肉から抽出したオイルが、今回ご紹介する「アボカドオイル」。
アボカドは、「森のバター」といわれるほど栄養豊富な果実ですが、オイルには一体どんな働きがあるのでしょうか?
おもに、2つの働きがあるといわれています。1つめは、アボカドオイルが含む豊富なオレイン酸が、動脈硬化などを促進させる悪玉(LDL)コレステロールを下げる働きです。悪玉コレステロールを回収する働きのある善玉(HDL)コレステロールは下げずに、悪玉コレステロールだけを下げる効果が期待できるうれしいオイルなんですよ!
2つめが、抗酸化成分として知られるビタミンEを含むという点。活性酸素の働きを抑制する効果をもち、老化の防止や美肌へのよい影響が期待できます。ビタミンEの含有量は、オリーブオイルの約2倍!アンチエイジングを望む女性にはとくにおすすめしたいオイルといえそうですね。
アボカドオイルのおいしい利用法
アボカドオイルの風味はといえば、強いクセや香りはなく、エキストラバージンオリーブオイルに似た、草原のようなさわやかな香りがします。見た目の濃いグリーンとは印象が異なり、とてもやさしい風味なんですよ! そのため、しょうゆやポン酢など和の調味料との相性もよく、ふだんの料理にたいへん使いやすいオイルといえます。個人的には、きれいな色味を最大限生かしたいので、ヨーグルトやバゲット、お豆腐など白い食材にたらして食べることが好きです。
以前紹介したオメガ3系のしそ油などは、熱に弱く加熱料理には向きませんが、アボカドオイルは熱に強いため、揚げ物や炒め物など加熱料理にも使えます。とはいえ、やはり高価なオイルですので、個人的には、生でいただくのをおすすめしたいですね。
ギリシャヨーグルトにかけるだけ
■材料
・ギリシャヨーグルト
・アボカドオイル
■作り方
こっくりクリーミーなギリシャヨーグルトに、アボカドオイルをひとたらし。
朝いちばんに元気をチャージするパワーフードにぴったり!
バケットにかけるだけ
■材料
・バケット
・はちみつ
・アボカドオイル
■作り方
はちみつを薄く塗ったクラッカーに、アボカドオイルをたっぷりと。
小腹が減った時のおやつにいただきます!
※アボカドオイルは抗酸化成分の多いオイルですが、開封後は冷暗所で保存してなるべく早めに食べきりましょう。
アボカドオイルでスキンケア!
ところで、アボカドの原産地でもあるメキシコや、ヨーロッパの国々では、古くからアボカドオイルを食用以外にも使用してきたようです。お肌にアボカドオイルを少したらしてやさしくのばして、スキンケアに。また、髪の毛に使用するとつやをよくするということからヘアケアにも利用されてきました。
もちろんお肌に合わない人もいるので、使用する場合は、事前にパッチテストを行ってからお使いくださいね。もしも、気になる異常があれば使用をやめましょう。
1本につき、ニュージーランド産の高品質なアボカドを20〜25個使用。
鮮やかなグリーンは、一番しぼりならでは。
アボカドの果肉のみを使用し、45℃以下でじっくりしぼったオイル。
低温圧搾法のため、風味のよさは格別です。
100%ピュアなエクストラバージンタイプのアボカドオイル。
風味がたいへんよく、香りと旨みが楽しめる1本です。